ちょい不良オヤジ・西尾茂之の辛口ｂｌｏｇ

マドリッドオープンの決勝戦でジョコビッチに敗れた傷が癒えぬ３日後の今日、
ナダルはイタリアン オープンの２回戦から登場した。

相手は、地元イタリアのロレンツィ。




（イタリアのロレンツィ）


確かに１回戦を突破してきているが、ランキングも１４８位、
ナダルにとってはイージーな相手と思って見ていたが・・・・

いざ、試合が始まると、あのミスのすくないナダルがミスを連発。

また、ロレンツィは地元の声援を受け、調子は絶好調。

こうなると、ナダルでさえ試合をコントロールしきれなくなり、
波に飲み込まれてしまった感じで１stセットを６－７で落としてしまった。

第２セットも第１セット同様イヤな流れが続いていた。

まさかの大波乱！の予感さえ漂わせた。

それ位ナダルがナダルではなかったのだ。

世界の１位と世界の１４８位の差って何だろうか？と思わせた試合でもあった。

もちろん、連戦が続いているトッププレーヤーは疲れも溜まっているだろうし、
初戦は調整をしながら戦っていくわけだから
今日の試合は地元ロレンツィを褒めるべきなのかもしれない？

ただ、スーパースター、ナダルに課せられたものは、あまりにも大きい。

これだけナダルを困らせたロレンツィは、
勝って一気にドリームボーイになれたはずなのに・・・・！？

あれ程窮地に追い込まれたナダルは１チャンスをものにし、
２ndセットを６－４で奪い返して、
最終セットは１ゲームも与えず６－０で勝利した。

少し不安を感じさせる内容ではあったが、
３回戦からはナダルらしい試合が見られると期待している。