ちょい不良オヤジ・西尾茂之の辛口ｂｌｏｇ

１週間ぶりに日本へ帰ってきた。
アメリカも楽しかったけど、やはり日本は最高だ！
何といっても、食事がウマい！

すぐにブログに書き込みを！と思いつつ、
忙しさにかまけて、少し間が空いてしまった（シマッタ！）。
ゴメンナサイ。全くの言い訳。
まだ時差ボケもあるんだ（またまた言い訳）。

えー、27日（土）の夜、俺の青春時代のあこがれの夏木陽介さんと食事をしたよ。
彼は確か18歳上のはず。
しゃべっていると同年代に感じてくるのが不思議。
俺も彼のように年をとりたいなぁと思う。

夏木さんに俺のブログに名前を載せていいかと了解を得て、
今回のブログに書かせてもらった。
夏木さんありがとう。
紹介してくださった久保先生感謝です。

現在、人に教える仕事（コーチ）をしているのも、
小学生の時に見た、
夏木さんが主演した「青春とは何だ」というドラマの影響を
受けたのでは？
（夏木さんと食事したから思ったのか）

夏木さんは若い時、
テニスが大好きで成城テニスクラブでやっていたそうだ。
「その時、西尾さんを見たよ」と言われて嬉しかった。
残念にも現在は肝臓を患って、
スポーツができなくなったそう。
でも来年バイクで全米を横断するチャレンジをされるとのこと（スゴイ！）。

最後に今日から全仏オープンがスタート。
杉山が勝ってよかったね。
ファーストセットを6-7で落としての逆転勝ち。スゴイ。
足も軽快に動いていた。
先日のフェドカップ・スイス戦に出場した時とは、
動きが全く違っていた。
さらに頑張れ！

３、４日の海外旅行ならいざ知らず、
１週間以上の海外になるとラケットを持ってでる。
ところが今回はジョギングシューズのみ。
こんなにラケットを握らなないことは初めてだ。

心配だから姿が写る鏡やガラスを見つけると、
ついつい素振りをしてしまう！
妻もそんな私を微笑ましくそんな見ているのがわかる。

娘をニューオリンズに残し、
我々は久しぶりのラスベガス。
ラスベガスに着いた時、
フライトアテンダントに言われたグッドラック！
が妙に心に響いた。
その反面、不安もよぎった。

勝負の世界にいる私はもとより妻もカジノ好きである。
気分はオーシャンズイレブン！
ベラジオに泊まる予定だったが、
最新の今一番人気のホテルウィーンに泊まる。
私が２３日が誕生日のことをホテル側が知り、
最上階６０階の部屋をくれた。
最高のビュー！
ただ問題は我々の疲労がピークに達していることだ。
それなのに眠れない街ラスベガス！
その後、我々がどうなったかは・・・秘密！？

加えてラスベガスの楽しみと言えばショーである。
残念ながらオーを観ることは出来なかったが、
オーノー！
前回同様やはり世界中のエンターテイメントの最高峰が
あつまってくるここでは感動、感激、心を
思い切り動かされた。
どれだけの努力をして、ここまでのぼりつめたのだろう
と思うと、テニスで言えば４大タイトルの本戦に
入るようなもの・・・。
やはり日本の中でテニスをしているだけで、
満足してはいけないとつくづく思う。

夢は見るもの、叶わせるもの・・・

実は自分もそわそわと昨日から願をかけるべく、
ホテル内の小さなジムで自分の体にムチを打ち、
娘の良き日に備えていた。
今日もお昼からのセレモニーにもかかわらず、
時間が迫っているのにジムでぎりぎりまで汗を流していたので、
シャワーを浴びてスーツに着替えても汗は止まらず、
全身ずぶぬれの状態で式に臨んだ。

式にはホストファミリーはもちろん、
サウスキャロライナから私達家族、
特に息子がお世話になったキャロラインが１２時間もドライブをして参列。
また、娘が３年間お世話になった、
家庭教師のミスカーマもお洒落をして来てくれた。

娘の学校がカトリックの学校で卒業生１５０人は、
白いガウンに四角い帽子で荘厳なセレモニーの中、
私も緊張が走った。
まるで映画のワンシーンのようであった。

たった１人のアジア人。
学長先生からディプロマとキスをもらうと、
私の背中に稲妻が走った。
まるで自分の試合前の様だった。
セレモニーの後、生徒が全員外に出た瞬間、
ワンツースリーで帽子を投げるシーンは圧巻であった。
仲良しの友達や先生と挨拶を交わし、
素晴らしい卒業式は幕を閉じた。

その後、ホームステイ先の家でパーティーを開いてもらい、
プレゼントを持って沢山の人が集まってくれた。
奈実も私達も大感激。
夜は奈実の友達のアンドリューの案内で、
ハリケーンカトリーナで水没したジャズの町、
フレンチクオーターのダウンタウン（ニューオーリンズ）へ行った。
そこでまた大変な事件が・・・・。
つづく。

娘・奈実の卒業式のため、妻とニューオリンズに向かう機中で、
久しぶりにクロパン（黒澤明監督の息子）に会った。
お互いすっかりシルバーグレー類のいい親父同士！

人って何となく思いがけない所で会うと、
何となく大盛り上がりしちゃうのは不思議！？

ニューオリンズ空港に、娘がジャスティン（ホームステイ先の長男）と迎えに来てくれた。
奈実の成長は体も同様、ものすごかった・・・。

明日は、卒業式。
よくこの日本人のいない地で、頑張ったものだと親馬鹿ながら誇りに思う。

自分が学生時代、アジアジュニアのシングルスで優勝したにもかかわらず、
その後海外に出るチャンスを逃し、そのまま早稲田大学へ。
その後、ＵＣＬＡに行くはずが、ある先輩の誘いで住友軽金属へ。

何となく、海外進出デビューが23歳！
外国人コンプレックスを持ちながら、
その後毎年数か月は海外遠征するようになった。
ブロークンイングリッシュは、未だ活躍しています。

そのせいか子供たちは、小さい頃から海外遠征に同行させた。
幸か不幸か、そのお陰で子供たちは、海外を海外と思わない感覚を養い、
２人とも、自ら私立校をやめてまで、海外へ留学する道を選んだんだ。

次回、卒業式のレポートをお楽しみに！！

西尾茂之のブログへようこそ！

私のことを知らない人に少しだけプロフィールを。

こう見えてもデビスカップ日本代表選手として10年間プレーし、全日本選手権、全日本室内選手権、全日本プロテニス選手権、全日本ローン選手権、全日本選抜室内選手権という５大大会において、シングルス、ダブルスの両タイトルを全て手中におさめている唯一の選手なんだ。

でも現在残ってる大会は全日本選手権と全日本室内選手権の２つだけ・・・（さびしい）。

松岡修造率いるデ杯日本チームが、フィリピンに負けた時（悔しい！）は、コーチとしてやっていた（於鹿児島）。

その私もあっという間に５２歳！時が過ぎるのは早い。

だからこそ今より昔の方が華やかだったテニス界（もちろん日本の女子の活躍はスゴイけど）。せめてこの素晴らしいテニスというスポーツを世の中に認知してもらうべく、私はブログを開設します。

テニスのことだけではなく、パーティーに参加した時の様子、有名人やほかのスポーツ選手との会話等、いろいろなことを思うがままに書いてみようと思う。

もちろん、家族のことも。ちなみに私の家族構成は美しい妻・夏実と、俺同様イケている（？）テニスを目指している長男・隆信、今年９月からサンフランシスコユニバーシティに行く長女・奈実の４人です。

またスクールのスタッフは、信頼はおけるが片付け下手の大貫と、テニスが大好きでついつい生徒に教えるのを忘れて悦に入ってしまう赤土の２人です。

そして忘れてはいけないのが、強化チームの選手達です。

これから僕を取りまく日々の出来事をいろいろな観点から皆様にお知らせしようと思います。

乞う、ご期待！！

西尾茂之