2008年06月26日
ウィンブルドン4
試合前はやはり寂しく感じるセンターコート。
U.Sオープンは2万人入るスタジアム、
上からは選手が米粒位しか見えない。
もちろん、どちらも素敵な大イベントだが観客、
選手だけのことだけを考えれば、
何千人収容出来るウインブルドンがベストだ!
ナンバー6コート、第3試合を心待ちにしていた。
錦織の試合は去年、ジャパンオープンで少し観たが、
真剣に観るのは初めてと言っていい。
対戦相手は前週の大会、準優勝した
ランキング50位台のジケル。
前週準優勝で波には乗っているかもしれないが、
同じストローカー、錦織なとって組みやすいと思った。
ただ、日本デビスカップ監督、竹内と数日前に
アールスコート駅で偶然会った時に言っていた言葉を思い出す。
錦織が腹筋を痛めているのが心配で・・・と。
試合が始まり第1セットいい感じで進んでいる。
錦織はとてもクレバーなテニスをする。
あの厚いグリップからトップスピンのリターン、スライス、
フラット気味のブロックリターンと変幻自在だ。
また、バックハンドがシャープだ。
相手のジケルも前週準優勝するだけあって、
サーブ、フォアハンド、バックハンドと
全てのショットの平均点が高い。
錦織のリターンの確率が高く、
悪いと言われていたサーブも良く決まり、
第1セットを先手。
ただ、ショットを打つ度に後ろを振り返り、
顔をしかめるのが気になる。
第2セットの途中からリターンが返らなくなり
インジュリータイムを取る。
やはり、無理なのかも・・・。
残念ながら、第2セットを取られたところでリタイヤ。
でも、18歳で世界のトッププレーヤーと渡り合える
テニスを見せてくれたことに感謝。
錦織の今後に注目!
センターコートのラウンジに戻り、
遅いティータイムを済ませ、
ショップで買い物をし、ウィンブルドンを後にした。
でも、ロンドンの物価は高すぎるぞー!
投稿者 西尾茂之 11:36 | コメント(0)| トラックバック(0)
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