ちょい不良オヤジ・西尾茂之の辛口ｂｌｏｇ

フェデラーの故郷、バーゼルで行われたスイス・インドアの決勝戦は、
錦織の健闘及ばずフェデラーが6-1.6-3のスコアーで優勝した。

準決勝で世界ナンバーワンのジョコビッチを破った錦織は、
流石に決勝のフェデラー戦では序盤、緊張していたのか？
動きにいつもの精彩を欠き、あっさりと第１セットをフェデラーに奪われた。

そんな錦織を容赦せず襲うフェデラーに、
怖ささえ感じたのは俺だけだったのであろうか？

第２セットに入り、緊張感から少し開放されたようで錦織の動きも良くなり、
フェデラーの恐ろしい程の攻撃に何度も耐え、反撃していた。

ただ、今大会のフェデラーは本当に強かった！

錦織の粘り強いストロークを、更なる攻撃をして
エースを奪い取るフェデラーは、流石に元世界No.1だ！

あれだけのテニスをすれば、
「来年はナンバーワンになるチャンスが訪れるのでは？」
と思わせた、今日のプレーであった。

でも、何と言っても今大会は、錦織に尽きるでしょう！！

ベルディッヒに勝ち、更に世界No.1のジョコビッチに勝った！

このニュースは世界に伝えられたことは間違いない。

日本の男子プレーヤーが
来年のオーストラリアン・オープンでシードがつくのだ！

今までじゃあ考えられない。

ランキングも２０位台になるであろう。

錦織はどこまで行くのだろうか？

トップ１０、いやトップ４？

何と言っても彼が与えてくれたものは大きい。

これから世界を目指す日本のジュニアが増えることは間違いない。

また、現在世界にチャレンジしているプレーヤーに
凄い勇気と力を与えてくれた。

「俺たち日本人は、世界で戦える！」と思えることが大きい。

これから日本の男子は強くなるよ！

ありがとう錦織圭！