ちょい不良オヤジ・西尾茂之の辛口ｂｌｏｇ

昨年の楽天オープンに参加していたオーストラリア期待の星、
１９歳のトミックが“次世代のテニス界を背負うのでは？”と期待されている
ウクライナのドルゴポルフと戦った。

４時間の激闘で、見応え抜群の試合であった。

トミックは身長が１メートル９６センチあるのだが、
スライスを交えた昔のオーストラリアン テニスの良い所を取り入れた
変幻自在の守り主体からカウンターでポイントを取るテニス。

対戦相手のドルゴポロフは、近未来型高速テニスというか、
どこからでもエースを狙って行く超攻撃型テニス。

どこをとっても正反対のプレーヤーの対戦で、面白かった。

最終的にはトミックの変幻自在の守りをドロゴポロフは崩せず、
トミックが4-6.7-6.7-6.2-6.6-3で勝利した。

このトミックに昨年の楽天オープンで伊藤竜馬は勝ちかけて負けた。

世界と日本との差は、ほとんどなくなったと言っても過言ではなくなった。

後は経験を積んで行けば、世界と対等に戦えると思った。

とりあえず、明日の錦織に期待したい。

相手はフランスのベネトウ。

錦織の本来の力を持ってすれば、勝てる相手だ。

頑張れ、錦織！