ちょい不良オヤジ・西尾茂之の辛口ｂｌｏｇ

フェデラーの相手はコロンビアのファジャ。

フレンチでも対戦しているが、
ストローク中心のプレースタイルだから比較的やりやすいタイプか？
と思って見ていた。

いざ、試合がスタートするとフェデラーのストロークミスが目立つ。

逆にファジャの力強いフォアとバックを誉めるべきかもしれない。

芝生のコートの使い初めはイレギュラーが少なく、比較的硬い。

跳ねないクレーコートと言えばわかってもらえるかもしれない。

また、昔に比べ芝生の長さも長く刈ってあるという。

ラリーが長く続くよう、ボールのプレッシャーも昔とは違うと聞いている。

だからというわけではないが、
最近はサービス＆ボレーのプレーヤーが優勝していない。

サンプラスのようなプレーヤーに出てきてもらいたいのだが・・・

いずれにせよ、今日のフェデラーは、
特にバックのトップスピンがことごとくファジャのストロークの威力に押され、
崖っぷちに何回追いやられたことか！

２セットダウンの第３セットフェデラー、サーブの0－40の時と
(結局キープして、次のファジャのサーブを破り第３セットを取る)
第４セット、フェデラー１ブレイクダウンの4-5の時は、
(また、結局はファジャのサーブをブレイク、タイブレイクで第４セットを取る)
フェデラーが１回戦で敗退という歴史的な瞬間に立ち合うのか？
と思ってしまった。

第５セットはフェデラーが何事もなかったように6-0で抑え、
5-7.　4-6.　6-4.　7-6.　6-0で辛勝した。

フェデラーの調子は決して良くない。

ただ、王者に必要なことは序盤戦を何とかクリアーすることなのだ。

今日の勝ちにより、
やはり本命はナダルではなく、フェデラーかな？と思った。

あのピンチを平然とクリアーしていく！

俺はそこに王者の風格を感じた。

明日はナダル対錦織戦をセンターコートで見られる。

楽しみだ！