2006年07月31日
隆信、準優勝!
朝5時に起きて、始発ののぞみに乗り、
名古屋の東山公園テニスセンターへ乗り込んだ。
もう梅雨が明けようとしているのか?
名古屋は暑い。
決勝の相手は早稲田の後輩、
リコーで実業団チームで活躍している金山だ。
試合前、挨拶など俺にしなくてもいいのに、
“先輩今日は!”
とコート内から大声で頭を下げる律儀な奴だ。
俺は金山と隆信が “テニスってこんなに面白いんだ!”と
観客にアピールしてもらいたいと心から願った。
隆信は第1セット2-0でリードしたが、
自分のサーブを金山にブレークされイーブンになり、
4-4までシーソーゲーム。
金山サーブ15-30で隆信が会心のパッシングを放ったが、
金山の読みが的中、
ようやく手を伸ばしたボレーが隆信のコートに返り、
ピンチを逃れた。
これを機に金山は勢いに乗り、一気に金山ペースに!
隆信はこの1本を境にリズムに乗りきれなかった。
結局第1セットを金山に6-4で取られ、
第2セットも5-2までリードされる。
隆信のサーブ15-40でマッチポイントを金山に握られるが、
2本マッチポイントを逃れるのが精一杯。
結局2-6で負ける!
守り、攻撃のバランスがとれている金山が勝ったのは
妥当だといえる。
隆信は、リターンを含めた守りに問題がある。
また、サーブが金山に比べても弱い!
優勝するには、まだかかりそうだ。
短い球の処理、
ハードヒットした後のバランスの崩れの矯正が必要と感じた。
本当に頭が痛い。
だが、やりがいがあるとも言える。
俺が現役でバリバリやっていた頃、
毎夜、覚王山にある有名な寿司屋、丸ずしにお世話になっていた。
丸ずしの大将に名古屋に行く前に電話したら、
“決勝が終わったら息子と寄ってくれなイカンワ!”
その言葉にすっかり甘え、
負けたにもかかわらず、ご馳走になった。
現役時代から毎日何人で行っても、
ご馳走になったあの時と同じように!
本当に感謝です。
また、試合会場まで忙しい中、足を運んで下さった
“宝石の八神”の神谷社長をはじめ、
隆信がスペインでお世話になった鈴木ファミリー、
更にスクール生はじめ、友人達に心から感謝したい!