ちょい不良オヤジ・西尾茂之の辛口ｂｌｏｇ

フェデラー、1stセットの立ち上がりは、完璧。
フェデラーのサーブは確立も良く、
ソダーリングの調子の良さを打ち消すかのようで6-3。

また、ソダーリングには、フェデラーへの挑戦を
ことごとく跳ね返されてきた苦い過去があった。

その経験を生かすかのごとく、
ソダーリングの果敢なチャレンジが
少しづつフェデラーのリズムを崩し始めているのかな・・・？

「イヤ、そんなことまでには到らないよね？！」と、
フェデラーが2ndセットを3-6で落とした時には思っていた。

3rdセットが始まっても一進一退が続く。

ただ、フェデラーがソダーリングのサーブを破るチャンスがあるのに、
ソダーリングがことごとく力強いスーパーショットでピンチを脱していく。

まるでソダーリングがフェデラーの様だ。

途中で、次の日の仕事のことを考えて寝たのが大間違い！

番狂わせ！

あの「フェデラー様が負けた！」そうだ。

フェデラーの調子は決して悪くなかった。

ただ、心配な点はいくつかあった。

フェデラーは過去、スロースターターで1stセットはよく落としていた。
もしくは競ってタイブレイクでとっていた。

2ndセット、3rdセットからエンジンが更にかかり
相手をノックアウトしてきた。

王者が負けるとこを見て、自分で分析したかったけど・・・！

どんなに絶対的な力を持っている者でも、
力を持ったチャレンジャーに負ける可能性は秘められているんだと
つくづく思い知らされた。

でも、フェデラーのテニスは素晴らしかったよ、昨夜も！

ソダーリングの果敢なチャレンジにも拍手を送ってあげたい。

昨年、ソダーリングがナダルを敗ったのは
ブロックではなく、実力があったからなんだよね。

とにかく、最後まで見れば良かった・・・・！